中国語翻訳以前の基礎学習

音読

中国語に限らず、外国語の学習においては、どのような外国語であれ、単に頭で理解しただけでなく、理解したことを体に落とし込む必要があります。実際に文法事項を習っただけでは、実際に使えるようになりません。では、「わかる」を「できる」にするには、一体どうすれば良いのでしょうか。

その方法は、音読にあります。音読をすることで、実際に使える外国語の回路ができるようになるのです。音読を繰り返すことで、外国語の基礎力を身につけることができます。身に着けたスキルは、当然翻訳などの実務でもフルに活用することができるのです。では、なぜ外国語の学習には音読が効果的なのでしょうか。

音読をすると、母国語に訳す時間がなくなります。母国語にいちいち訳して考えるのではなく、外国語のまま意味を捉えることが上達の秘訣なのです。また、音読することによって、リスニング、スピーキング、リーディングのスキルを鍛えることができます。リスニングとスピーキングが鍛えられるのは、CDなどで聴いたナチュラルスピードの音を聴いた通りに声に発することになるので、自然にナチュラルスピードで会話することができるのです。

そして、自分で正しく言えることは、必ず正確に聴き取ることができるのです。リーディングが鍛えられるのは意外かもしれませんが、ナチュラルスピードの中国語が体にしみこんでいるので、その分速く正確に文章を読めるようになるのです。

このように、音読は一度に3つのスキルアップを望めるのです。一見贅沢な学習法のように見えますが、実は外国語学習の王様なのです。