中国語翻訳以前の基礎学習
ピンイン
ピンインとは、中国語の発音を表わすために使われる中国式のローマ字による表記法のことです。一見日本語の50音に似ているので、日本語のアイウエオに当てはめて発音したくなりますが、実際ピンインは日本語や英語で使われるローマ字とは読み方が異なります。
そのため、CDなどで発音をよく聴き、テキストで口の動かし方を確認した上で発音練習をすることが求められます。慣れないうちは大変かもしれませんが、翻訳でも通訳でも旅行でも、必ず役に立ちます。
中国語のピンインは単母音のものから、母音がいくつか組み合わさったものや、母音と子音が組み合わさったものまで、多種多様に存在します。組み合わせのパターンとしては、日本語以上に多いので、一気に全部覚えるのはそれこそ至難の業です。そこで、三日坊主にならないようにするためにも、ちょっとしたコツがあります。
そのコツとは、まずは単母音をマスターすることです。単母音は、a、o、e、i、u、及びuの上にコロンを横にしたような印がついたものと合計6種類あります。このうちa、o、i、uの4種類は、日本語と同じです。但し、aは口を大きく開け、oはしっかり口を丸め、iは思い切って口を横に引っ張り、uはしっかり口を尖らせます。
日本語以上にハッキリ発音しなければいけません。中でも、eと印付きのuは日本語にはない発音なので注意が必要です。eはiのように口を横に引っ張り、舌を軽く歯茎につけます。日本語のeとは全く違うのです。印付きのuはuのように口を尖らして「イー」と発音します。
母音が組み合わさったものでも、結局は単母音がいくつか組み合わさったものでしかなく、子音が組み合わされても、子音自体は音を出すことができません。だからこそ、まずは単母音の正しい発音を攻略すべきなのです。