いまや日本の隣国である中国では、信じられないぐらいに著しい経済成長を続けています。中国及び日本の両国の交流も徐々に緊密になり、日本の会社も中国に工場を作るなどして、中国への進出を図っています。

そうなると、特にビジネスシーンにおいては、英語だけでなく中国語の需要すら高まりつつあるのです。普段中国語を使わないどころか、中国語を習ったことがないビジネスマンでさえも、急に中国への転勤や出張を命じられることも珍しくない時代なのです。このような中国語ニーズという社会状況を反映していることもあり、企業としても中国語の実務能力の高い人を求めるようになります。貿易関係から接客といった業務から、中国語を含め複数の言語を操る通訳や翻訳といった業務も人気が高まりつつあります。

ここでは、中国語の翻訳についてピックアップします。翻訳というと、多くの人は「中国語を日本語に訳す」もしくは「日本語を中国語に訳す」というイメージを持つことでしょう。しかし、翻訳は単なる機械的な中文和訳でもなければ和文中訳でもありません。

原文の書かれた背景知識などをもとに、原作者の意図を細部にわたって読み取り、原作者の意図を逸脱することなく相手が理解しやすいように他言語に置き換える行為なのです。このように考えると、翻訳は難しいという印象を持つかもしれません。しかし、最初から100%完璧に翻訳できることはあり得ないし、誰だって最初は未経験者であり初心者なのです。

そこで、全くの未経験者が中国語を使って翻訳者になるには、どういうプロセスを踏むべきなのか、どういうスキルを日々身につけていくべきなのかという点を中心にして述べています。翻訳だけでなく、中国語を駆使して実務に当たるに必要不可欠な基礎スキルの身につけ方から、翻訳者として働くことまで、様々な過程について書かれているので、全くの未経験の方でも無理なくスキルアップすることができるでしょう。

翻訳は単に語学力だけで通用するような甘い世界ではありませんが、正しい方法で努力すれば、必ず道は開けてきます。今は日本語だけでも英語だけでも他者に差をつけることが難しい時代です。この機会に是非、中国語の翻訳スキルを身につけて、日本と中国の架け橋として活躍できるパスポートを手に入れましょう。